日本では考えられないが、タイの屋台や食堂には必ず即席麺料理があり、人気だ。

タイに来て暫くしてから気づき、カルチャーショックと共に侮っていたのだが、ある日家の近所の店でパット・ママー(パットは炒める、ママーはタイを代表する即席麺の会社名)を食べて見たら、美味しすぎてハマった!
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添付の調味料なぞ使わず(というかタイは業務用があり元々付いてないけど)、味付けも店それぞれで野菜など具だくさん、これはもう、れっきとした料理!

数ヶ月前、“世界を変えた日本の大発明”として即席麺が取り上げられていたが、料理屋で食べるということは、簡単・便利とか関係ない。

普通にお湯を注ぐだけで美味しいものを、料理に昇華させ、サラダにしちゃっても違和感なく調和させてしまうタイ人の自由さ・・・これは生みの親の安藤百福さんも想像しなかった一つの文化や発明と言って過言でないかもしれない。

ところで、色んな店で食べたが、最初に食べた近所の店が神!上はチキンだが、これはタレー(シーフード)。
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目玉焼き(カイダーオ)は標準で付くわけではなく、カイダーオ・ドゥワイ(一緒)と注文。タイの目玉焼きは焼きというより“揚げ”でしっかり火を通し油っこくて好きじゃないが、ここは常に半熟加減が絶妙で欠かせない!