恵比寿に、2年前にオープンしたというフレンチの「La Luna Luna ラ ルナルナ」

友人のMさんが行きつけの、すごいいい店があるから行こう、と誘われたお店。

フレンチで、コースで・・と言われて、「フレンチのコースってキライなんだけど・・・」と言いかけたが、

野菜ソムリエさんがオーナーで、Mgrが栄養士、体にいい料理とのことで、OKした。

駅からは遠いが、ZESTの通り、函館ラーメンしお貫が1Fにあるビルの3F。
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コース1品目、・・コーヒー? あの、テーブル間違ってません!?

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間違いではなかった。。。食欲を増進させてくれる生姜のスープだった。

バーニャカウダ!

一足早い、クリスマスツリーのような賑やかさ!
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白いゴーヤー、星形のきゅうり等々、めずらしい野菜ばかり!これは楽しい~

こちらは温野菜。ローズソルトの岩塩を削って、オリーブオイルとシンプルにいただく。
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カルパッチョ。この黒いものは、形こそアレにそっくりだが、食感はもちもちで・・・何かと思えば・・・
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そう、とうきび!北海道ニセコで採れる、在来種なんだそう。知らなかった~

別皿で、見せてくれました!

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続いて、羽根つき餃子!?と思ったら・・・

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白子の羽焼き・・・

この羽・・・薄くて、カリカリで、うまい。白子は、半熟が好きだが、完全に火が入っていたのはちょっと惜しいかな。。

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次に・・・

なんだかオープンキッチンのカウンターから、いい香りがしていたな・・・と思ったら、

焼きウニぎりが登場!

こんがりカリカリ、香ばしい焼き加減に、とろりととろける、甘い生うに・・・たまらない♥
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この手前の緑色のものは、春菊のピューレ。彩りとしてもきれいだが、ウニギリを引き締め、引き立てる名脇役。

フレンチだから、焼き油はバターを使いそうなものだが、ヘルシーなオリーブオイルを使っているそう!

続いて、紀州梅鶏のレバー!
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名前からすると、梅を食べさせた鶏なのか?しかし流石に梅の味こそはしないが、臭みやクセがなく、健康な鶏の味がします!

で、やっとのメインは、九州の黒豚!

ところどころ脂身が入っているが、それは取り除いていただいた。柔らかくて美味!

さて、下の付け合せは、マッシュポテトではありません・・・

実は、ユリ根を、マッシュしたもの。ユリ根って、じゃがいもに比べて何倍も値がはるし、実は漢方食材で、滋養強壮にもいい食材。これもうれしいサプライズ!

手前の粒マスタードは、タスマニア産のものといい、たまり醤油と合わせてある。大粒でまるで、見た目同様“ぶりこ”のように、弾けるプッチプチの食感がすごくよかった!
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エスプレッソとチョコレートがけのケーキ。
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デザートはホントは欲しくはないが、いつもチョコっと一口だけはいただくようにしている。

ホントは、フルーツ系みたいな、さっぱりしたのがいいのに・・

うわっ、よりによって、大量のチョコがかかったケーキ、ヘビー過ぎ・・・

と思いきや、このもったりしたチョコレート、重厚なのに、甘さ控えめ、カカオ60%のビターチョコだった。

ビターチョコなら、ポリフェノールも摂れてヘルシーだし、嫌いじゃない。しかも、エスプレッソとの相性抜群!ちびちび、1/3くらいと、けっこういただいた。

スターターから始まって、随所に意表を突かれる、とても面白いコースだった。

今HPを見返してたら、胃に残らず、心に残る料理、とあったが、まさに、それ!


フレンチというより、イタリアン、和食のような・・・一皿のポーションが控えめで皿数が多いのも好み。

食材にこだわってます、というのは、どこの店も口を揃えていうけど、当たり前のことであり。

この店の場合、そこが、数段深い。

食材のセレクトから、用い方、組み立て方、体への気遣い、みたいなものが、ひしひしと後から伝わってくる。

このよかメン二人のタッグの賜物だろう・・・

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コースを食べたあとの、いやな満腹感はなく、いいものだけ適量食べた~という満足感だけが残った。

普通の店なら、このコース、5000円UPは必須だが、4000円ポッキリで、お財布にも優しい。

アラカルトもあるけれど、大切な友人の誕生日とかに、ここなら、コースでまた使いたい!!