大好きな「福よし」を2軒ハシゴした後、私はお腹いっぱい満足してたが、「美味しい寿司で〆たい・・」というムツコの希望で、すすきのをぶらぶらと散策。
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寿司屋なんざいっぱいあるから彷徨いながらも、なぜかこの店だけ、超ビビビと来た!!
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店内にはテーブル席とカウンターに一組づつと空いてはいるが、大将の柔和な笑顔を見て、この店は当たりだと確信!
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タコ好きな大智が、タコを注文すると、「特タコがあるよ」と。特とは、特上のタコのこと!
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半分に切ってくれたから、つい、一口横取り(笑)タコ好きじゃない自分にも、うんまい!!

あまりに美味しいので、刺身でアンコール!!
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大将、子供好きなのだろう、「ぼうや、海苔は好きかい?」と言って、残ったツマを海苔巻きにしてくれるサービスも!
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ツマも海苔も好きな自分、大人げなくこれも一口横取り(笑)

睦子は好物の雲丹を頼むと、大将は「これを食べたら笑えるよ」と。。。
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??と思いつつ口に含むと、確かに・・・「あはは~!!」と笑ってしまったくら、絶品!ウマイイー。

雲丹の餌は昆布とまでは知ってたが、(大量に摂れる某名産地より)、昆布の美味しい産地の雲丹が最も旨いそうだ。なるほど納得!!

 メニューを眺めていると、“隠しメニュー、各種あります”と・・・これにも笑えた!!
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さらに、鮭児なんかも扱う本格的な寿司屋なのに、なぜか餃子があるっていうのも、おもろい。一体なんなんだ、この寿司屋は!?
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大智は蟹を、睦子は玉子を。
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私はお腹一杯だったので、つまみに「メヌケ」を注文。
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メヌケとは、メヌキなどの魚ではない。鮭の腎臓で、うましょっぱい珍味の肴である。

すでに一人だけ、3軒ともで飲んでいて出来あがっていたため、酒など頼む予定なぞなかったが、大将にすすめられた、「北の勝」という日本酒をいただいてみる。。
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 一口飲んで、衝撃が・・・!! なんとふくよかで広がりのある酒だろう・・・大将も好物で、どんだけ飲んでも飽きないそうだ。

「北の勝」とは聞いたことのない銘柄。ラベルを見ると、蔵元は根室と書いてあって、根室で酒を作ってるなんて初耳だったが、超レアで手に入りにくい酒という。

 先客が帰り、大将を一人占めに、「隠しメニューってなんですか?」「寿司屋の餃子も食べてみたいけどお腹いっぱいで・・・」等々会話をたのしんでいて、「明日もくればいいっしょ」と言われたが、「来たいのは山々ですけど、昨日から東京から帰省で来てて、札幌は今日で最後なんです」というと、

「江戸から来たなら江戸前寿司を御馳走してあげる」と、縁側をサービスで握ってくれた・・・!!
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正直、縁側は脂っこいのであまり好きではなかったが、小さめに握ってくれた、店主の心づかいも嬉しいし、んまいねえ・・・

あああ、帰省しなきゃいけないという予定を変更してしまいたいほど、この店と店主が気に入ってしまった。

お寿司屋さんで、別な意味でこんなにネタのある寿司屋って、そうそうないと思う。。

 ここではお名前を出さないほうがいいと思うが、明日は某芸能人もくるというし、新聞にも取材されてた。。。
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 それは置いといても、腕も接客もよい、大将のお人柄に惚れました!!!

 もし住んでいたら常連になりたいし、次回来札した際は、必ず一軒目に寄って、手作り餃子や“隠しメニュー各種”をいただきたい!!