明治神宮前の、老舗の広東料理「南国酒家・迎賓館」のウェディングメニュー・スペシャリテ試食会へ。

〈もちろん、結婚の予定があるわけはなく、、ブロガ―として招待されたイベント。〉

和とフレンチなんかだとよくあるが「タツヤ・カワゴエ」氏による中華とイタリアンの異色のコラボ と聞いて、凄く興味津津だった。

お食事の前には、新顔野菜のディスプレイを眺めながら、ウェルカムドリンクとアミューズも。

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中華のウェディングって、経験はないですが、ほんとの結婚式にお呼ばれしたみたいなフシギな感覚。

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①冷たいピータンフォンデュ・やわらか鶏とごぼうのコロッケトリュフの香り。

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こちらのピータンは、アンモニア臭などのクセがなく、スッキリ透明感のある味わい。コロッケは、高級白トリュフのオイルを使っているというが、何よりゴボウの味と香りが鮮烈!!

ピータンを裏ごししたこのアイディアと濃厚な旨み、体験したことのない超感動美味。

②こだわり玉子のあたたかいババロア 鮑とすっぽんの温かいジュレ添え

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カニやフカヒレまで入って、なんとも贅沢な茶碗蒸しです。

③色とりどりな新顔野菜の天日塩炒め 胡麻風味の牛のカルパッチョ

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中華っぽく、大皿でど~んと出た後取り分けてくれる。珍しいお野菜がキレイ&ふんだん。

④エビチリのミートソース・パスタ仕立ての麺 紅白なエッセンス

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この手打ちっぽい、うどんともパスタとも似て非なる生麺の中華麺には、サメや鮪のコラーゲンが練りこまれているそう。ハシでは食べづらく、フォークをいただく。

⑤蒸した魚との碧のおこわ 極上スープ仕立て

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ポットと器が一体となった、まずこの特注の器がスゴイ!真鯛の清蒸を、頂湯で。海苔の風味とごはんで、唯一、和も感じさせてくれるお茶漬けのような感じです。

⑥酢豚 ウェディング南国酒家スタイル

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とても酢豚には見えない、野菜たっぷりで彩りと盛りつけが華やか。

香ばしい胡桃の食感や薔薇のエディブルフラワーもニクイ。

⑦デザート「ジュエリーボックス」

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中華のデザートは、伊や仏にくらべて、地味~なイメージがあったが、器の組み合わせ方など、盛りつけの妙で、まさに宝石箱さながらにビューディフォー。

胡麻団子の上に乗っているのは、何十年かぶりに見た、四葉のクローバー。これは、正にブライダルにうってつけなサプライズ!!

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食べられるというのも驚きですが、(美味しくはないとのことで、)手帳に挟んで持ち帰りました☆

最後、6代目総料理長久保寺貞男氏と川越達也氏、お二人のシェフへの質疑応答が。

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川越氏は、雑誌でしか拝見してなかったのですが、料理界きってのジャニーズ系で、かっこつけた方かと勝手に想像してたのだが

10歳サバを読んでもおかしくない、37歳とは思えぬエイジレスさに加え、とてもユーモアセンスにも長けた方だと初めて知った。

時に辛口な、ブロガ―たちの鋭いツッコミに対するやりとりは、漫才よりもリアルですごく笑えました。

さて、今回のお料理は、中華とイタリアンが、7:3のくらいの割合に感じ、

もっと食材や技法に、五分五分まで踏み込んで、イタリアンテイストを盛り込んで欲しかったな、というところはやや残念な気がしましたが、なにせ初めての試み。

婚礼料理って、フレンチ一辺倒でみんなが飽きていると思うけど、中華とイタリアンのマリアージュなんて革新的!!

料理ってに自由なんだってことに、改めて気づかせていただいた、極めて貴重な体験でした☆