19日にオープンの旭川で最も老舗のラーメン「蜂屋」、東京一号店の神楽坂店。

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好き嫌いがはっきり分かれ、「クセがあるのにクセになる」というラーメン。

醤油(750円)に卵。

プレオープンの本日だけ、2代目が腕を振るう。

ハイオープンキッチンなので、立ってのぞきこまないと見れないが、真剣な表情で、両手で切るパフォーマンスはかっこいい!

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追加した卵は、小鉢で先に出てくる。理由は分からないが、超お腹が空いてる時にはグぅ~かも。

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こげちゃ色のスープは、確かにクセがあって、とにかく通りいっぺんになりがちなラーメンなのに、初めての味。私は好きだ。

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(3回通えばなんとやらの「かむくら」の味はわからなかったし、覚えてもないが、同じ道産子だからと、ひいきするのではない)

インパクトもあるが、この複雑な味は、どう表現したらいいものか。。。

焦がしラードとアジの2本立てなのだが、焦がしといってもどこか甘くて、深みのある、不思議な美味しさである。

ネコ舌さんには申し訳ないが、ヌルいラーメンが許せない自分にとっては、最後まで超アツアツが嬉しい。

そう、極寒の北海道のラーメンだから、熱いが旨い。(食べ終わった後の丼も、ぜひ触ってみてほしいくらい)

ラーメンだけの話ではないが、どんなに美味しくても、流行ってても、一度食べたらもういいや、と思う店とは一味違う。

これの塩も、どんな味なんだろうと、興味をそそられる。生活圏ではないのに、また来たくなってしまうラーメンだ。

ラーメン店にしては珍しく2階だし、高いくらいだし、ファサードも目立たないが、この店、この味ならば、流行るだろう。