ただ一度でも訪れてしまったのなら、その味ゆえ、存在を忘れることなどできなくなる店―

それが、十番の和食の新・名店、「麻布 秀」、だ。

板長は、赤坂の超高級料亭で16年の長きに渡り采配を振るったお方だとか。

客単30,000円は下らない(?)店の味を、(私には行けるはずなく、比較できないが・・・)庶民にも手の届く、三分の一で味わえるであろう、稀有なる良店だ。

10,000円のおまかせコースは、こちらが「原価大丈夫ですか?!」と心配になってしまうほど、常に妥協無く、よい食材をつこてる!

桜海老、雲丹とじゅん菜、シオデのお浸し、鱈の子・・・この先付けだけでも、十分すぎるほどに、初夏の旬味を堪能させてくれる。

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 前回来た時と日は浅いゆえ、かぶってる食材については割愛するが、常にサプライズがある。今日の焼物の中の烏賊の甘さには、驚愕もの!

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(写真では下に隠れて見えないのが残念!)こんなに甘く、ねっとりと、とろけるような食感のウマイ烏賊は初めて!

同店名物、本日の氷膳では、天然山うどを、手づかみで食べさせてくれる。。。これこそ、野趣といふべきだろう。斬新!!

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どれをとっても、美味驚嘆。まるで、日々の現実や嫌なことを忘れさせてくれるかのように、
極楽へといざなってくれる。

これは夢か?、天国か・・・、とにかく魔法のように、極上の美味がびっしり詰まったお店です~。