京都発のフレンチの新風・麻布十番「GASPARD TOKYO」(ガスパール東京)へ。

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広尾の「玉木」以来、最近和系のフレンチならアリだと再認識。

野菜のコースも捨てがたかったが、プリフィクスコース 「五感の記憶」を。

①アミューズはハムのムースを詰めたグジェールとプチトマトのコンポート

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②岩牡蠣とカリフラワーのムース仕立て コンソメ・ジュレ

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メインかと見まがうほどボリューム満点。紫蘇の花がキレイだし、ジュレと共に爽やかで美味しい。

③大根の奈良漬をまとったフォアグラのコンフィとマンゴーシャーベット

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この組み合わせ、なんて、斬新!フォアグラの濃厚味を奈良漬が引き締め、シャーベットが脂をさらりと流してくれる。

④蟹と蕪と水菜のスープ 柚子風味

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かなりの具沢山、野菜たっぷりなのも嬉しい!

自家製プティパンと、フランス産高級AOC発酵バターのエシレバター

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こんな高価なバターを出してくれるところ、なかなかないと思います。

⑤活オマール海老のロースト

調理前に活きたオマール海老を見せてくれるのですが、驚きのあまり、写真撮り忘れ・・

濃厚なソースでハーブの風味も絶妙。極小さな、さいの目に切ったトマトが酸味があって爽やか。

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食べ慣れてないので、ナイフとフォークで格闘しながら、しばしネコ夢中状態。
殻から剥かれた状態で出てくる店もあるけどそんなのナンセンス。甲殻類って、殻を自分で剥くから、萌えるし、より美味しいんだよね~。

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プリップリの尻尾から食べ初めて、どんどん頭のほうににいくと今度はミソが、ミソが、ミソが~もう悶絶状態。あ~ネコ大満足。オマール~♪

⑥グラニテ グレープフルーツとオリーヴオイルのグラニテ エストラゴン風味

フルーツのグラニテしか食べたことなかったが、オリーブオイルに、ハーブ?!これは複雑妙味。

⑦丹波地鶏のむね肉と焼野菜のマリネ 赤ピーマンのドレッシングソース

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これは・・・メインではなく、まるでサラダ?!最近、和食でも洋食でも、コッテリA5和牛がでてくることが多くって、実はちょっと飽きてきたところ。これも斬新で嬉しい。この赤い、果肉感あるドレッシングソースもさっぱりしていて、超最高!!

⑧デザート・グレープフルーツのプリンと抹茶

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名物のグレープフルーツは三層になっている。特に上にかかっている、カンパリのシャーベット、おかわりしたくなるほど。つくり方を聞けばよかった!

上の抹茶は、一瞬デザートかと思いきや、濃い目にたてられたお茶。このセンス、シェフの感性は凄いびっくり

⑨プティフール・エスプレッソ

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このプティフルも、ひとつひとつ、シェフの手作り。

それにしても、柚子とか、味噌とか、漬物とか和素材をさりげなくなじませていて、また全体的に味付けはコテコテでなく自分好みで美味しおす。

    
  「フレンチに徹し、フレンチに囚われず」


という名言を持つ内野シェフ、京都で3店舗されてるだけあって、実力派なのはわかっていたが、天才です拍手

しばし超忙しくて、UPできず、食べたのは数日前なのだが、コースコンセプト通り、五感の記憶が、はっきり残っている。

そうそう、コースを食べると(女子だけ?)、お土産に名物のグレープフルーツのプリンがもらえます。なんて太っ腹!おおきに!

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さて以上のコース、おいくら万円でしょう?

な、


な?


なんと・・


8,400円ポッキリ!! あのサービス料すらないんです!お値打ちすぎ~

やば、、書いててまた食べたくなってきた・・・

プリフィックスも豊富なので同じコースか、次は野菜のコース(6,800円)を食べに行きたい~