赤坂のマドイーグリル。

ボジョレーは昔っから好きじゃないんだけど、なんとな~く、本日解禁ということでボジョレーを注文。

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美味しんぼの著者は、「ボジョレーのお祭り騒ぎはなんなんだ、ボジョレーの季節になるとボーっとしてヌーとすることに決めている」というようなことを言っていたが、なんとな~くわかります。

しかしここのは神の雫の著者が評し、ラベルもコラボしている「アルべール・ビショー」というもので、辛口だしなんとな~く美味しく感じた。

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「幻のりこぼうのサラダ」(880円)

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“りこぼう”ってどんなきのこかと思っていたが、故郷の北海道でよく食べていた、落葉きのこというものにとっても似ていて、素晴らしい味と、食感。

北海道の落葉きのこは、かさの裏が鮮やかな黄色でスポンジ状、表面はなめこのようなぬめりがあって、味噌汁の具にして食すのが最も美味しくて、大好物だった。

まんまやけどここで一句  

りこぼうを 食べて故郷を 思い出す 

地元のスーパーなどですら手に入らず、父が山で採ってきてくれる秋のご馳走でしたが、それに似たものがこっちでもで食べられるとは、、、懐かしかね~。

この天然の味は、幻の・・・という謳い文句に、文句はありません。野菜やドレッシングも美味しく、ワインにもピッタリ。これは~おすすめ!!

そして、ワインとどうぞ、とある「マドイTOKYOお好み焼き」(1,000円)を。

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また美味しんぼの話になってしまうが、作中で「ワインとお好み焼きの組み合わせにはひっくりかえる」と意を唱えていたから、ボジョレー&お好み焼きって、雁屋先生的には超ありえないんだろうな。

組み合わせはおいといて、ここのお好み焼きは大きめのタコなどの具や、キャベツなど野菜もたっぷりで、ふっくらとして、熱々で美味。

店名とTOKYOとついている通り、ソースなど、どこか普通のお好み焼きとは違い、洗練されている感じでした。