取材の途中、ベテランライターさんに連れてっていただいた店。

そうでもなければ入るはずのない、赤坂の隠れ家的蕎麦屋さん。

 さすが、、、

「春」「夏」「秋」の蕎麦(冬はありません)から、彼女は「なつ」を選んだ。

 お店の人に気を使ってではなく、私もつられてそれを頼んだ。

 運ばれて、写真を撮ろうとしたら、彼女は、「このほうがいいわよ」と半熟卵の黄身を割ってくれた。

 さすが2、、、

 そば湯が運ばれ、残った汁に入れて飲むと教えてもらう。

 彼女との出会いは、強烈だった。

 飲食の世界で、女性で、第一線で活躍している人は少ないが、男性とは全然違う素晴らしい感性と凄いバイタリティを持って、生き生きとした様に圧倒された。

 志のある人は違う。志のある店は違う。

 彼女は、教えてくれた蕎麦屋さんとともにとても印象的だった。

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