シーロム・スリウォン通りにオープンの笑和亭。
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すぐそばのタニヤにある横濱家系「内田家」の姉妹店だが、そこよりだいぶん価格は抑え目。

味は、醤油(150B)と味噌と辛辛味噌(各160B)の3種。味噌を食べてみた。うーん、まずくは決してないけどふつー。だから多分2度目はないな、と印象薄しだった。

ある日通りかかったら、プロモーションで99B。普通はオープニングでやるようなプロモを、およそ1ヶ月後のタイミングでやるのって珍しいかも。
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前回は好物の味噌にしたが、パッとしなかったので、醤油を食べてみた。
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まあ、今回も特に欠点もないが、可もなく不可もなく、看板に書いてある自称“究極”とは程遠い印象。

数日後、らーめん好きのGMから、「ここ食べた?どうだった?」と聞かれて、「ハイ、普通に美味しかったです。」とこたえたら。

「それってさ、99Bだからだよね~。普通に200Bとかしたら、美味しいって言わなかったでしょ?」と言われたが、それって真理!

そういえばうちの近所の「麺屋こうじ」も、当初は大宣伝を打って、行列してたが、毎月定期的に3日間99Bのプロモーションをしてて、更には会計時に約半額となる、100B割引券まで配っていた。

つまり、バンコクも、らーめん店が日々増え続けているため、ついに価格競争、いや価格破壊にまで突入しているか!?

いち消費者としてこれは嬉しい。が、しかし、これらのプロモに2度乗るかというと、多分ない。

こういうプロモを打っちゃう店は、客足が落ちて自信やお金も無くし、日銭が欲しいだけで、そう先行き長くない。。

レストランなら、雰囲気やサービス等、味以外でも差別化が図れるけど、単価も安く、単品勝負のラーメンは、そもそも味だけが勝負の厳しい世界。価値に見合った適切な価格設定であるかどうかの自己評価ははなから大事だが、他店にないオリジナリティやこだわり、本当に美味しくてリピートされるかどうかが、流行るか廃るか瀬戸際のキモである。